多言語というか国際化のサイトを構築する際に有料プラグイン「WPML」にはお世話になっています。
先日、WordPress4.1.1がリリースされ、日本語版である「4.1.1-ja」が、ダッシュボードに出てくるまで待っておりましたが、一向に出てきません(WP4.1, WPML ver3.1.8.4~3.1.8.6を使用, 勝手にアップされないように’AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED’にtrueを指定)。
WordPressで作られた他のサイトでは「4.1.1-ja」が出てきてるのですが・・
そこで調べたところ下記のいずれかの方法で、「4.1.1-ja」をダッシュボードに出せました。これで、ダッシュボードからアップデートできます!
【方法1】一時的にプラグイン「WPML」を無効化する
【方法2】一時的にwp-config.phpにWP4から非推奨扱いの「WPLANG」に「ja」を定義しておく
ちなみに、「サイトの言語」は、しっかり「日本語」を設定しているのですが、WP4.1系のバグなのか、WPMLのバグなのかよくわかりませんが、「WPLANG」にあたる部分に「日本語」が設定されてない感じです (ひょっとしたら、仕様なのかもしれません)。
ところで、WordPress日本語版って、本家WordPressと何の違いがあるのか疑問に思ったので、diffって調べて見ました。違いは下記のような感じでした。
大まかなWordPress日本語版の違い (4.1.1–en_US と 4.1.1-jaを比較)
- readme.html や wp-config-sample.php などの日本語化
- 日本語poファイルが同梱
- 最新版のプラグイン「wp-multibyte-patch」の同梱
- /wp-includes/version.phpに「$wp_local_package = ‘ja’;」が追記
見てみると、あんまり大した違いはなさそうですね。まあでも、どうせ入れるなら WordPress日本語版 ですね。
※緊急にアップしないと行けない場合は、本家版(英語版) にアップしてもよいかもしれません。ただし、過去に古いバージョンの「wp-multibyte-patch」のままで最新のWordPress(本家)にアップしたところ、不具合があった経験があるので、このあたりだけを気にすれば良いかもしれません。
ところで、いま現在のWordPressのバージョンってダッシュボードにでるんですが、日本語版なのかまではわかりません(ひょっとしたら、どっかに表示されてて、筆者が知らないだけ?)。でも、上記4のとおり、/wp-includes/version.phpを見れば、「$wp_local_package = ‘ja’;」があるか否かでわかります。